寒波が新潟を襲っています。

下越や中越地方の山沿いでは、24日の昼前にかけて警報級の大雪となるおそれがあり、交通障害や高波に警戒が必要です。


新潟県内では、23日午後から下越地方を中心に激しく雪が降り始めました。


【記者リポート】
「新潟市中央区の萬代橋です。雪が真横から叩きつけるようで、顏にあたると痛いです。川の向こう側が、雪でかすんで見えなくなっています」

橋の上には暴風雪が通り抜け、傘をさすのをあきらめ凍えそうになりながら歩いてる人もいます。

関川村では朝から、雪かきや屋根の雪下ろしに追われました。また予想される大雪に備えて…。
そして午後からは雪と風が強まってきました。


【記者リポート】
「新潟県の関川村を走行中です。吹雪いていて、前方の視界が非常に悪いです。時速20~30kmでしか走行することができません」


8月の豪雨で甚大な被害を受けた高田集落では、井戸が豪雨で浸水してダメになり、消雪パイプが使えなくなっていました。

何とか仮復旧で水は出るようになったそうです。

【住民の方】
「この辺一帯の人は田んぼしている人が多く、トラクターを除雪機代わりにして除雪しているが、豪雨でトラクターも使えなくなり…」


関川村には、午後5時現在で68cmの雪が積もっています。

集中豪雨に記録的な豪雪と度重なる自然の脅威に、住民からはこんなため息がもれました。

【住民の方】
「2、3日前に降った雪で心が折れて、最悪な年だなって」