除雪中の事故が相次いでいる新潟県内。5日は気温が上がった一方で、7日からは再び大雪となりそうです。命を守るための注意点を専門家に聞きました。

県内では雪の重みが原因とみられる建物の倒壊が相次いでいます。

【防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター 中村一樹 センター長】「やはり建物にダメージが出てくるような重さになりつつあるのかなと思います」

長岡市にある雪氷防災研究センターの中村一樹 センター長が指摘するのは雪の重さです。ここ数日で気温が上がりさらに雪が重くなったと話します。

【中村 センター長】「雪が解けて積雪深的には少し低下してるんですけども、その分、重さはそのまま残ってますので、要は密度が高い。体感的に重いと感じる雪に変化してるんじゃないかなと」

雪が残る状態で気温が上がった際には、建物からの落雪に注意が必要です。
【中村 センター長】「落雪も2つのパターンがあって、一つは『雪庇(せっぴ)』と言って屋根から少し張り出している部分。その部分が落ちてくるというケースと」

「屋根の雪全体が落ちてくる」

また、気温が上がり雨が降ると、雪がスポンジのように水分を吸収するため一層重みが増すということです。

そして、さらに心配なのが、このあとやってくる強烈寒波です。

県内は、7日土曜日から月曜日にかけて大雪となりそうで、特に7日の夕方からの24時間で平地で最大50センチ、山沿いで最大70センチの雪が降ると予想されています。

【中村 センター長】「『全層雪崩』というタイプの、雪が全部落ちてくるようなタイプの雪崩が一つ考えられるのと…」

「新しく積もった雪の部分だけ落ちてくる『表層雪崩』というタイプの雪崩もありますので、どちらの雪崩についても注意が必要かなと」

「雪がある斜面、そこの下には近づかないということが鉄則かなと思いますね」

そして落雪にもまだ油断はできません。
【中村 センター長】「落雪しやすくなってますので。足元だけじゃなくて頭の上も注意して」

「落ちそうなところは避けて通るというのが、まずは安全を確保する上では大事です」

連日の雪かきで疲れがたまったり注意力が低下したりしていることもあります。くれぐれもご注意ください。