新潟県は5日、五泉市の飲食店『株式会社 松の家』でノロウイルスによる食中毒が発生したと発表しました。店が提供した仕出し料理を食べた17人が症状を訴えましたが、全員が快方に向かっているということです 。

患者と調理従事者からノロウイルスを検出

県によりますと3日、新津保健所管内の医療機関から「五泉市内の飲食店が提供した仕出し料理を食べた後に胃腸炎症状を呈した複数の患者を診察した」と連絡がありました。

新津保健所が調査した結果、去年12月30日に、この店が提供した仕出し料理を食べた3グループ37人のうち、17人が翌31日正午ごろから下痢やおう吐、腹痛などの症状を訴えていたことが判明しました 。

検査の結果、患者4人と調理従事者4人の便からノロウイルスが検出されたことなどから、保健所はこの料理を原因とする食中毒と断定しました。

3日間の営業停止処分に

保健所はこの店に対し、5日から7日までの3日間、営業停止処分としました。あわせて、調理施設の清掃消毒や従事者の健康管理の徹底を指示し、今後、衛生教育を実施する予定です。

ノロウイルスへの注意点

県は、ノロウイルスによる食中毒の予防として、以下のポイントを呼びかけています。

加熱調理: 中心部を85~90℃で90秒間以上加熱する。
手洗いの徹底: 調理前やトイレの後、作業が変わる際などは2度洗いが有効。
体調管理: 調理従事者に下痢やおう吐の症状がある場合は、作業に従事しない。
消毒: 調理器具や設備の洗浄・消毒を徹底する。