かつては物価の優等生と言われた卵ですが、すでに過去最高値に迫るほど価格が上昇しています。そして新潟県 胎内市の高病原性鳥インフルエンザの発生で価格はどうなるのでしょうか。
新潟県三条市のスーパー『マルセン』の卵の価格は、Mサイズが1パック354円、特売価格でも290円です。


【マルセン 太田雅悠 専務】
「卵についてはここ数年、価格がほとんど倍になったような印象を受けています」

“物価の優等生”と言われていた卵ですが、夏の猛暑に加え、昨シーズンに流行した鳥インフルエンザにより、JA全農たまごの東京の鶏卵相場は6日時点で1キロ335円と、去年の同じ時期と比べて55円高くなっています。
『エッグショック』と呼ばれた2023年は、年明けから急拡大した鳥インフルエンザが原因で過去最高値の350円となりましたが、今その価格に迫っています。

こうした中、高病原性鳥インフルエンザが新潟県胎内市内の農場で発生。

飼育数は県内の1割相当の63万羽で、これまでにおよそ14万羽が処分されました。

鳥インフルエンザの発生がさらに増えた場合、卵の価格はどうなってしまうのか?
【マルセン 太田雅悠 専務】
「価格が昔のように下がらないというような状況がある。そこに今回の鳥インフルエンザなので、おととしを上回っていく可能性は非常に高い…」

家計にも影響が及ぶ鳥インフルエンザ。
卵の価格は今後どうなっていくのでしょうか?











