暖かく湿った空気などの影響で、きょう23日は西日本で雷を伴う激しい雨となる所がある見込みです。九州の東側では同じような場所で雨が続く見込みで、気象庁は24日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼び掛けています。
“大型で猛烈な”台風18号は中国大陸へ
気象庁によりますと、台風18号(ラガサ)は23日午前9時現在、暴風域を伴いながら南シナ海を1時間に20キロの速さで西北西に進んでいます。
中心気圧は915hPa、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルとなっています。

台風18号はこの後、勢力を弱めながら中国大陸に向かう見込みです。
“強い”台風19号は日本の東で“迷走”も…
一方、強い台風19号(ノグリー)は日本の東を移動しています。
気象庁によりますと23日午前9時現在、暴風域を伴いながら、ゆっくりと東に進んでいます。

台風19号は、27日にかけてゆっくりと移動しながら同じような場所に居続ける見込みで、28日には速度を上げて、日本から離れる見込みです。