新潟空港で19日正午前、航空自衛隊の航空機が着陸時に滑走路を逸脱する事故がありました。この影響で新潟空港は2本の滑走路が閉鎖され、発着便あわせて少なくとも15便が欠航しています。

新潟空港事務所によりますと19日午前11時50分頃、B滑走に着陸しようとした航空自衛隊救難隊の機体「U-125A」が滑走路を逸脱しました。
火災は発生しておらず、搭乗していた5人の命に別状はないということです。

滑走路を逸脱し 横向きになって進む機体(拡大写真)

この影響で新潟空港はA滑走路・B滑走路ともに一時閉鎖されましたが、午後3時41分に全面解除されています。

航空自衛隊のホームページによりますと、U-125Aは遭難者の救援を担う機体で、捜索レーダーや赤外線暗視装置などが搭載されています。
初号機は1995年に航空自衛隊に納入されました。