陸上自衛隊とアメリカ・オーストラリアの陸軍による軍事訓練が16日、新潟県 上越市と妙高市にまたがる関山演習場で始まりました。各国の連携強化が狙いです。

初日は関山演習場におよそ230人が集まり、開始式が行われました。

『オリエント・シールド25』と名付けられたこの実働訓練は東洋で想定される様々な脅威に対応するため、日米同盟の強化を図る目的で毎年行われていて、オーストラリア軍が参加するのは初めてです。

訓練は陸上自衛隊およそ1200人、アメリカ軍およそ700人、オーストラリア軍およそ200人が参加して全国5か所で実施され、関山演習場では戦闘訓練や実弾射撃訓練などを行います。

【陸上自衛隊 中部方面総監 遠藤充 陸将】「日米豪陸軍士官の連携をより強固にするとともに、抑止力・対処力の強化につながることを強く意識してもらいたい」

訓練は24日まで行われます。