しかし北陸農政局によりますと、農業用水を下流域から何度も運んで確保しなければならない状況に陥っているところがあり、給水車による給水を希望する声は新潟県内でも複数上がっているということです。

小泉進次郎大臣に現状を伝えた南魚沼市の米農家・高村良一さんからも“悲痛な声”が聞かれました。

「今は穂の一番出るときで、一番水が要るときなので、農家サイドからしたら水がないのは非常に切ない…」

小泉農林水産大臣は、スピード感を持って対応したいと強調。
農水省が行っている支援策をぜひ活用してほしいと呼び掛けていました。

「米どころ新潟はその筆頭の一つであるし、このスピードをもってしても、コメの現場は大変苦労されています」
「引続き、あらゆる施策を、スピード感を持って対応していきたい」