新潟県小千谷市に工場を構えるJSファンダリが破産したことを受け、小千谷市などが16日、緊急雇用対策本部を設置しました。
14日に破産を申請した半導体製造のJSファンダリ。小千谷市に唯一の工場があり、500人以上が働く市内最大の雇用の場でした。

16日に設置された緊急雇用対策本部は、解雇された従業員の再就職などに向けた情報共有や地域経済への影響を最小限に抑えるのが目的で、小千谷市のほか、県や長岡市、商工会議所などが参加しました。

【小千谷市 宮崎悦男 市長】
「働いていた方々の気持ちを思うと胸が傷むばかりですが、一人一人寄り添って未来の人生設計が一日も早く描かれるように皆様からお力添えを頂きたい」

また、県として補助金などの支援をしていたため、花角知事は16日の会見で「期待をしていただけに非常に残念」としました。