記録的な豪雨で新潟県三条市などで15人が犠牲となった7.13水害から21年です。13日、各地で黙とうが捧げられました。

三条市の五十嵐川では、堤防が決壊した午後1時15分に合わせて黙とうが捧げられました。

記録的な豪雨で6つの河川が決壊した2004年の『7.13水害』では、15人が犠牲となり、1万を超える建物に被害が出ました。

五十嵐川が決壊した場所に造られた公園には、献花台が設置され、地元の人が手を合わせていました。

「涙に暮れないように、安心安全に穏やかに暮らせるのが1番…」

【三条市 滝沢亮市長】
「災害に強い町を作らなければという思いをまた強くしたところです」

訪れた人たちは、記憶を風化させずに次世代につないでいこうと、気持ちを新たにしていました。