新潟県見附市で、地元の見附高校1年生39人と酒造会社などが、『雄町』という“幻の酒米”作りに挑戦。26日には田植えが行われました。

“四大酒米”の一つといわれる『雄町』は、うま味の強い酒に仕上がる一方で穂の背丈が高く病気に弱いことから栽培が難しく、「幻の酒米」とも呼ばれています。

2024年から雄町の栽培に取り組んでいる長岡市の酒造会社などの取り組みを知った地元の見附高校では、生徒たちにさまざまな体験をしてもらいたいということで、授業の一環として2025年から参加することになりました。

【見附高校1年生】
「私たちがここで育てて、お酒にさせていただくという…」
「光栄です。とっても」
「自分で田んぼに入って歩くのも大変だし、苗をきれいに取ったり植えたりするのも、結構大変です」
「全部おいしく育ってほしい」

【中川酒造 飯利誠常務取締役】
「若い子たちから日本酒やお酒にちょっとでも興味を持っていただいて、将来の良い人材に繋がってくれればいいかなと」

今後、生徒たちは収穫や酒造りまで参加し、出来上がった日本酒は生徒の保護者にプレゼントされる予定です。