新潟県の新たなシンボルに“糸魚川のヒスイ”が『県の石』として指定されることになりました。花角知事は「県の魅力として発信する中で、交流人口の拡大にも繋げたい」と新たな魅力の発信に期待を込めました。

【新潟県 花角英世知事】「ヒスイを『県の石』に指定するということで、11月4日付で指定することにしています」

これまでに新潟県のシンボルとして、『県の花(チューリップ)』や『県の鳥(トキ)』、『県の木(ユキツバキ)』、『県の草花(雪割草)』、『県の鑑賞魚(錦鯉)』の5つが指定されており、『県の石(ヒスイ)』は6例目となります。

糸魚川は全国最大のヒスイの産地で、今年2月に地元の市民団体が『県の石』への指定を求める請願を県議会に提出。検討委員会が『県の石』としてふさわしいかどうかを議論し、花角知事に指定を提言していました。

花角知事は新潟県の新たな魅力の発信につなげたいと期待を込めました。

【新潟県 花角英世知事】「ヒスイの魅力、新潟県の魅力を、これからもっともっと発信をして県民のみなさんにも理解してもらい、県外にも発信する中で交流人口の拡大にも繋げていきたい」

11月4日に糸魚川市で記念式典が開かれるほか、新潟県では今後「ヒスイの巡回展」などのイベント開催を検討しているということです。