今年は月2日が「節分」でした。新潟県 三条市のお寺で行われたのは恒例の「鬼踊り」恐ろしい形相の鬼に、子どもたちはびっくりです。

三条市の本成寺で行われた節分の恒例行事「鬼踊り」。

5色の鬼が迫力ある踊りを披露しました。赤鬼は『人間のすべての悪い心』、青鬼は『貧相で欲深い心』など、5つの色は、それぞれ人間の嫌な心を表しているそうです。参拝客は豆を投げてそんな鬼を追い払います。

大人は楽しい節分ですが子どもは…。
こんな顔、怖いですよね。鬼に抱かれた赤ちゃんは健康に育つとされています。

多くの子どもは泣き叫んでいましたが、中には笑顔で抱っこされる子もいました。

「鬼踊り」は、室町時代に、本成寺の僧兵と農民が力を合わせ、盗賊を追い払ったという言い伝えにちなんで続けられてきました。

【参拝客は】「(子どもが)大きくなる前に見せたいなと思って。迫力ありましたね」

【子どもは】「(鬼が)かっこよかった」

【参拝客は】「よかったです。(孫が)健康にすくすく育つと思います」

一方、鬼たちは全力で踊り、へとへとに…。

【鬼】「たくさん見に来て出さったので、できるだけ、みなさんと触れ合いながら、いい『節分』になったかと思います」

本成寺は子どもの泣き声と笑い声に包まれ、参拝客は、1年の平和や子どもの健やかな成長を願っていました。

この本成寺『鬼踊り』の模様はBSNテレビで11日火曜日の10時50分から詳しくお伝えします。