この冬一番の寒波により新潟県内は雪が降り続き、新潟市など平地でも平年の数倍の積雪となっています。
9日夜からは雪の中心が下越となり、10日朝までの12時間降雪量は関川村で41センチ、新潟市中央区でも16センチを観測しました。

レンタカー店のスタッフ
「雪の厚みはないのでまだ楽ですが、これ以上降ると体にきそうですね。腰がやばいです」
積雪も新潟市秋葉区で37センチ、中央区で20センチなど、平地でも各地で平年の数倍を記録しています。

【住民】
「心の準備はしていましたよ。皆が”大雪だ”って言っていたから」
高速道路ではスリップ事故が相次ぎ、北陸道の新潟中央JCTから巻潟東ICの上り線が現在も通行止めとなっています。

一方、9日に大雪警報が発表された上・中越の雪は小康状態ですが、積雪は十日町市でも1メートルを超え、各地で平年を上回っています。

大雪のピークは10日の昼までと見られていますが、寒気は11日も居座り、11日朝までの24時間降雪量は多い所で最大60センチと予想されていて、気象台が注意・警戒を呼びかけています。
