新潟県警は2023年に全国の都道府県で47番目に可搬式オービスを導入しました。
現在2台を所有し、県内各地で運用されています。

糸魚川警察署で5月にダミー装置を通学路に設置して検証したところ、車の平均速度が毎時5km低下するなどの効果が出たということです。

【発案した 糸魚川警察署 柳昭平 交通課長】
「可搬オービスは県内各所で運用するものですから、糸魚川署管内の運用回数もある程度限られてくる。ダミーも併用することによって、速度抑制ひいては事故防止につながると思った」

23日までに新潟県内では交通事故で26人が死亡していて、2023年の同じ時期を7人上回っています。

警察では今後、生活道路や通学路で本物の装置と手作りの装置とをあわせて使い、交通事故を減らしていきたいとしています。