理容店・美容店を対象に、理美容用の染料などの材料のほか健康器具や食品などの販売を手掛けていた新潟市の『玉木商事』が、4月30日に新潟地方裁判所から破産開始決定を受けていたことがわかりました。
販売不振が原因とみられ、負債総額は約4500万円と見込まれています。
民間の信用調査会社・東京商工サーチによりますと、新潟市中央区東大畑通の『玉木商事』は1948年の創業以来、新潟県内の理容院や美容院などを顧客に理美容材料・健康器具・食品などの販売を行い、1988年4月期には5億円近い売上高を計上していました。
しかし同業大手との競争が激しくなる中で、新たな事業の開拓もなく売上高が減少し、2023年4月期の売上高は1億円を割り込んでいます。
販売不振による赤字の計上で資金繰りも厳しさを増し、経営の立て直しは困難と判断したとみられています。










