記者が、現地で撮影した写真を見てもらうと、野村館長は「あー、これわかりやすいですね」「針金が…縫い目もありますね」と苦笑い。

そもそも新潟県内の川でワニが生息している可能性はあるのでしょうか?

【マリンピア日本海 野村卓之 館長】
「ないです。ワニは基本的に温かいところの生き物ですので、冬越せないと思います。20℃切ると調子崩すんじゃないかな。だいたいワニは熱帯魚みたいに温めて飼育しますので」

野村館長はこのワニについて、もともと南米に生息していて日本の動物園にもよくいる「メガネカイマン」だろうと話していました。

ワニの剥製が胎内川に。この謎の事態に地元の人は「ええ!これなんだあ!」と驚いた様子。「ワニのはく製」だと知ると…

住民
「剥製?ワニの剥製か、えー!これが川に?」「こんなの川にいたら大変ですよ」「ご苦労さんですね!もうちょっとでベルトか財布になったかもしれないね」

ところで、このワニの剥製…取材が終わりどうすればよいのか、胎内川を管理する新潟県の新発田地域振興局に聞いたところ「できれば川には戻してほしくはない」と言われました。

このワニの剥製、いったいどこから流れてきたのでしょうか。
ちなみに胎内市に聞いたところ、剥製は「可燃ごみ」だそうです。