新潟県田上町でパチンコ店を経営していた『大鳳商事』が、2月28日に新潟地裁三条支部から破産開始決定を受けていたことが8日わかりました。
販売不振が原因で、負債総額は約8000万円です。
民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、新潟県内で135番目の新型コロナウイルス関連破綻による倒産だということです。
『大鳳商事』は、1968年に設立された当初には繊維製品の販売等を行い、後に「ソフトダイエー」というパチンコ店の経営を手掛けていました。
しかし、パチンコ離れによるユーザー数の減少や大型店との競合などにより、厳しい経営環境を強いられるなかで、新型コロナウイルス感染の拡大に伴う集客の落ち込みもあって、2月15日には店舗を閉鎖していたとみられていれます。