下北ジオパークの魅力発信や、環境保全への意識を高めることなどを目的に、青森県・下北地方の5市町村は13日、大手アウトドアメーカー「モンベル」と包括連携協定を結びました。
協定の締結式では、下北地方5市町村の首長とモンベルの辰野勇会長が、それぞれ協定書に署名しました。
協定では、下北の貴重な地質などが残っている自然公園=下北ジオパークなどの魅力発信による経済の活性化や、自然体験を促進して、環境や生態系を守る意識を高めることなど7項目で連携することが盛り込まれています。
むつ市・山本知也市長
「ぜひモンベルの知見も活用させていただいて、一緒になって世界に売り出せる地域を作っていきたいし、私たちもモンベルの力になりたい」
むつ市によりますと、今回の協定締結を受け、2024年8月に開幕する日本ジオパーク全国大会でのモンベルのブース出店や、記念グッズの製作などが検討されているということです。
モンベルと自治体との協定締結は、これまでに136件行われ、県内でも2018年に西目屋村が締結しています。