2023年6月、青森県弘前市の農協の施設からリンゴ720箱を盗んだとして窃盗の罪に問われている男の裁判で検察は男に懲役2年6か月を求刑しました。

この裁判は2023年6月、弘前市にある農協のリンゴ貯蔵施設からほかの男らと共謀してリンゴ720箱を盗んだとして弘前市の会社員・今貴史被告(34)が窃盗の罪に問われています。

今被告はほかの男らが盗み出したリンゴを買い取っていた黒石市の青果卸売会社の社長との仲介役と見られていて青森地裁弘前支部で開かれた公判で検察側は「犯行は計画的・組織的で中心的役割を担っていた」として懲役2年6か月を求刑しました。

一方、弁護側は「犯行の意思決定に関与していない」などとして執行猶予付きの判決を求めました。判決は12月6日に言い渡されます。