8日午後、青森県むつ市大畑町で青森テレビのカメラが捉えたニホンザルの群れの姿。中には子ザルとみられる小さなサルも姿もありました。エサを求め山から下りてきている可能性があり専門家は近づかないよう呼びかけています。
【画像87枚】記者がとらえた!約10頭の「北限のサル」の群れ!
小泉基記者
「むつ市大畑町の県道です。サルの群れがいました。子猿も確認できます」
道路を横断する10頭ほどのニホンザルの群れ。この映像は8日午後0時半頃、むつ市の中心部へ向かっていた青森テレビの記者が撮影しました。サルの群れが草を食んでいるようにも見えます。
下北半島に生息するニホンザルは「北限のサル」として天然記念物に指定されています。「北限のサル」の生態に詳しい松岡史朗さんによりますと、2023年はエサとなるブナの実などが凶作なためエサを求めて山から下りてきている可能性があるということですが、遭遇しても近づかずに静かに見守ってほしいと呼びかけています。