青森県内では火災が相次ぎ、青森市では11日住宅の一部を焼いて女性1人が死亡しました。

11日午後4時半ごろ、青森市沖館4丁目の住宅で、この家に住む永井竜也さんが家から煙が出ているのを見つけ消防に通報しました。火は約2時間後に消し止められましたが、2階建ての住宅のうち1階の居間兼台所の約1平方メートルが焼け、焼け跡から永井さんの妻のまみ子さん(58)が遺体で見つかりました。警察によりますと永井さんは2人暮らしで火が出た当時、仕事のため家にいなかったということです。

また、七戸町では11日午後4時15分ごろ、無職の土岐敬一さんの住宅から火が出ました。この火事で住宅一棟が全焼したほか隣接する店舗兼住宅の一部を焼いて約4時間後に消し止められました。この火事によるけが人はいませんでしたが現場は住宅や飲食店などが立ち並んでいて、炎と黒煙が上がり一時騒然となりました。

警察で火が出た原因を調べています。