青森県内初のねぶた観光施設として2013年まで営業していた旧ねぶたの里で、閉業後初めてとなる野外イベントが開かれました。
12日青森市の旧ねぶたの里で開かれたのは、野外イベント「里の千人祭」です。県内初のねぶた観光施設として、1977年に開業したねぶたの里は観光客の減少で、2013年に閉業しました。
閉業後も土地と建物を維持・管理していた企業は施設を活用するため、クラウドファンディングで協力を得て「里の千人祭」を開催しました。
イベントは自然に囲まれた会場で音楽ライブやキッチンカーの出店があり、会場内は盛り上がりを見せました。
出店者
「小学校の時でもイベントで集まっていた こういうイベントがあると活気がついていい」
「旧ねぶたの里」管理する企業 高坂洋子 社長
「古くなった建物を直して、青森市民を含め観光客、インバウンドも癒される場所に ねぶたを盛り上げることや少し違ったことで青森の文化をつなげる・発信する場所にしたい」
文化発信の拠点として再び歩み始めた旧ねぶたの里は、地域の賑わいづくりに期待がもたれます。