介護の現場で活躍する特定技能外国人としてネパール出身の11人が青森県十和田市の介護施設で入社式に臨み、故郷を離れて働く決意を語りました。


青森県十和田市の社会福祉法人「生きがい十和田」の入社式に臨んだのは19歳から34歳までのネパール人男女11人です。施設では人手不足が続く介護業界での働き手を確保しようと特定技能外国人の雇用を進めていて、ネパール人の採用は2022年に続いて2年連続です。式では新入職員たちがこれまで学んできた日本語で抱負を述べました。


パンティ・プランさん
「本当にうれしい気持ちになりました。介護の仕事を一生懸命がんばりたい」

マガル・ケリナさん
「私は2年間ほど病院で働いていた経験がある。仕事と日本語がんばっています」


ネパール人の新入職員は21日から市内3か所の介護施設で働く予定です人材不足を背景に外国人労働者の受け入れが県内でも進んでいて、2022年10月末現在、過去最多となる871の事業者で合わせて4340人が働いています。