特殊詐欺による被害を未然に防ごうと、青森県内を中心に活動するタレントと川柳作家が特殊詐欺被害防止の推進員に選ばれました。

推進員に選ばれたのは民謡歌手でタレントの黒石八郎(くろいし・はちろう)さんと川柳作家の渋谷伯龍(しぶたに・はくりゅう)さんです。13日は弘前警察署の佐藤隆史署長から2人に委嘱状が手渡されたあと、渋谷さんは川柳で、黒石さんは民謡の歌詞を変えたフレーズで被害防止を呼びかけました。

※黒石八郎さん
「♪~電話なるなる電話なるこら電話出て見たならば、じいさんばあさんおれだよおれだよこらおれだな? だれだば名を名乗れ~」「そんな名前の人はうちにはいませんと断れる歌詞の歌です」

青森県内では2022年、特殊詐欺によって約2300万円の被害が確認されています。2人は今後2年間、イベントなどを通して特殊詐欺被害の防止を呼びかけます。