青森県内の主な夏祭りは8日で一段落。「ねぶたが終われば秋」とも言いますが、8日も暑い1日となりました。青森市では観測史上最長タイとなる16日連続の真夏日になりました。

※県民は
Q.この暑さで冷えたものを?
「そうそうおいしいよ」


冷たい炭酸の爽快感が体全体に染みわたります。暦の上で秋の始まり「立秋」を迎えた県内は厳しい「残暑」となりました。各地の最高気温は平川市碇ヶ関で今年最高の35.6℃「猛暑日」となったほか、三戸や弘前など12の観測地点で「真夏日」になりました。こうしたなか、青森市では…。

※レポート 高山基彦キャスター
「ここ2時過ぎの青森市です。強い日差し、アスファルトの照り返しでこちらでは30℃と表示されています、暑いです」

青森市は真夏日の連続日が16日になり観測史上最長タイに。市民は想定外の長い夏とげんなりです。

※男子高校生は
「(ことしは)外に出る機会が減ったと思います。食欲が減って、ちゃんとご飯を食べられていないのが悩みです」

※80代の男性は
「夜寝られないのが一番困る。エアコンつければ寒くて寝られない」

五戸町の「ひばり野ダリア園」。夏から秋にかけて色とりどりのダリアが咲き誇りますが、ことしは鮮やかな大輪とトンボが飛び交ういつもの秋の風景とはいかないようです。

※ひばり野ダリア園 平葭哲雄 園主
「ことしはちょっと暑すぎてね。花には良くないですね。咲いてはいますが、あまり長持ちしない」

環境省と気象庁は9日も厳しい暑さになるとして青森県に熱中症警戒アラートを発表し体調管理に警戒を呼びかけています。