東日本大震災からの復興を願い、東北6県の祭りが一堂に会する「東北絆まつり」が秋田県で行なわれ、3年ぶりに復活したパレードで青森ねぶたが観客を魅了しました。
東北絆まつりは、震災からの復興を願って、2017年に始まって今回の秋田県での開催で5回目となります。28日は時折強い雨が降るあいにくの天気でしたが、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が秋田市の上空を飛行し、祭りを盛り上げました。
新型コロナの影響で中止となっていたパレードも観客数に上限を設けるなどの感染対策をとった上で3年ぶりに復活し、青森ねぶた祭のほか、地元・秋田の竿灯まつり、岩手の盛岡さんさ踊りなど東北各地のまつりが観客を魅了しました。
「東北絆まつり」は29日までの2日間で、約12万人の人出と見込まれていて、訪れた人や参加した人たちは、まつりを通してあらためて震災からの復興への思いをひとつにしていました。