任期満了に伴う6月の青森県知事選挙に向けて、前のむつ市長・宮下宗一郎さんの後援会が30日、青森市で事務所開きを行いました。

青森市長島の事務所では神事が行われ、宮下さんと支持者が玉串を捧げて必勝を祈願しました。このあと、会場が市内のホテルに移され、市町村長や県議会議員などおよそ130人が出席しました。宮下さんは、知事選で掲げる政策について今年1月に少子化や物価高、医療過疎への対策など7項目を示しましたが、新たに12項目の政策集として近く発表すると明らかにしました。

※宮下宗一郎氏
「どういうふうな青森県にしたいか、新しいリーダーとして何を目指すのか私は常に明確に答えている。青森県が若い人たちであふれる。若い人たちが戻ってくる。そのための政策を実現させる」

また、同じく知事選に立候補を表明している青森市長の小野寺晃彦さんは、最後の公務として青森市で開催されたサッカーJFLの試合に出席し、30日で市長を辞職します。5月1日午後7時からは、政策発表を予定しています。このほか知事選には、宮城県仙台市の楠田謙信さん66歳が立候補を表明しています。知事選は、5月18日に告示、6月4日に投開票が行われ、20年ぶりに県政の新たなリーダーが誕生します。