青森県の人口減少が止まりません。県は7日、青森県内の人口が2月1日時点で120万人を割り込んだと発表しました。40年前、1983年の152万9269人をピークに減少傾向が続き、2016年に130万人を割り込んだあと、この7年で10万人減ったことになります。
青森県の発表によりますと、県内の人口は2月1日時点で119万8490人となり120万人を割り込みました。出生者数から死亡者数を引いた自然増減数はマイナス1634人、転入者数から転出者数を引いた社会増減数はマイナス340人で、これを合わせると前の月から1974人減っています。
※三村申吾知事
「(高齢者の)体力低下の中において死亡者数が増えている、自然減の厳しさが出ているところが非常に大きくテーマになってきている。(若者には)県内にとどまるというよりも戻ってきてもらう施策が非常に重要だと感じている」
青森県政の最重要課題である人口減少克服に向けて、死者数の増加と出生数の少なさ、若者の県外流出が改めて浮彫りとなりました。