警察は、青森県内に住む50代女性が警察を名乗る男らに800万円をだまし取られる特殊詐欺被害にあったと発表しました。
「+1」から始まる電話が携帯に…相手はヤマト運輸名乗る男
むつ警察署によりますと、今年7月6日頃、県内に住む50代女性の携帯電話に「+1」から始まる電話番号でヤマト運輸をかたる男から電話があり
「あなたの名前で上海宛てに荷物が送られており、荷物の中にパスポートや通帳が入っていました」
などと言われました。
心あたりないこと伝えるも…警察名乗る男に「あなたは容疑者になっています」
女性が心当たりがないことを伝えたところ、電話の相手が愛知県警中警察署の笹木を名乗る男に代わり、
「実はマネロンの被害者からあなたの口座に送金されており、あなたは容疑者になっています」
などと言われ、以降の連絡先として、LINEアカウント「笹木努」を教えられました。
口座と残高聞かれ…「お金は封筒に入れ 玄関の郵便ポストに入れて」
すると、LINEのビデオ通話がかかってきて、笹木を名乗る警察官の制服姿の男から保有口座と残高を聞かれたため、答えたところ、
「あなたの口座に入っているお金の番号を確認する必要があります」
「お金は封筒に入れた状態で、玄関の郵便ポストに入れてください」
などと言われました。
女性が7月9日、笹木の指示に従い、封筒に入れた現金500万円を自宅の郵便受けに入れたところ、その後、現金がなくなっていたということです。
要求はさらに…現金300万円を追加で振り込む
その後、笹木から
「調べたお金の中に、被害者のお金が入っていました」
「あなたは被疑者ですから、愛知県まで来られますか」
「来られないのであれば、保釈金300万円が必要になります」
などと言われたことから、女性は7月15日から7月16日まで3回、県内金融機関のATMから指定された大手金融機関の個人名義口座に、現金計300万円を振り込みました。
音信不通になり…警察に電話したところ、詐欺指摘される
しかし、その後相手と連絡が取れなくなったため、女性が愛知県警中警察署に電話をしたところ、詐欺を指摘され被害に気が付いたということです。
警察は、捜査機関が現金の引出しを指示したり、金銭を要求することはないとして、LINEに誘導された場合は詐欺の可能性が高いため、絶対に応じないよう呼びかけています。












