青森県むつ市のイチゴ農園で10日、クマ1頭が目撃されました。
けが人や農作物の被害は確認されていませんが、窓越しでクマと対峙した従業員は「恐怖を感じた」と当時の状況を振り返りました。
クマを目撃 あべファーム 藤崎幸子さん
「びっくりしたし、寒気がするというか…。恐怖があった」
窓に近づく1頭のクマ。
10日午後2時半ごろ、むつ市大畑地区のイチゴ農園あべファームで撮影された写真です。
従業員が収穫作業を終えて作業小屋で休憩していたところ、小屋に近づくクマを目撃しました。
クマを目撃 あべファーム 藤崎幸子さん
「すぐ近くは山ですけれども、こんなに近くに来るとは思っていないから、これから仕事をするのにちょっと怖い感じ」
クマは体長1mほどの子グマとみられていて、3分ほど小屋の周辺をうろつき、イチゴの苗などを物色したあと、山の方向へ逃げていったということです。
小泉基 報告
「小屋の前に置かれたイチゴの苗には、クマに踏みつけられたような跡が確認できます」
人やイチゴへの被害は確認されていません。
市は、連絡を受けて10日夕方に農園の近くに「わな」を設置。
一夜明けた11日朝、1頭のクマが「わな」に入っていて、駆除したということです。
あべファームでは、今シーズンの「下北夏秋いちご」の収穫が5月から行われていて、廃棄用のイチゴを屋外に放置しないように心がけていたということです。
あべファーム 阿部伸義さん
「動物のえさになるようなものを置かなかったりだとかは大事かな」
市内では11日までにクマの目撃が33件あり、市はクマをおびきよせる「食べ物」や「においの強いもの」を外に放置しないことや戸締りの徹底などを呼び掛けています。
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