帝国データバンクによりますと、2025年12月時点で青森県内の業歴100年を超える老舗企業は403社となり、老舗企業の割合を指す「老舗出現率」は2.15%で全国40位となったことがわかりました。
全国では古都・京都府が5.45%でトップで、次いで酒どころ・山形県、新潟県が続き3府県が5%超、そのほか日本海側の地域を中心に5県が4%を上回りました。なお全国での老舗出現率は全体で3.11%と初めて3%を超えました。
一方で大都市圏は低水準で、東京都2.32%、大阪府2.30%、愛知県2.95%だったほか、九州エリアも軒並み老舗出現率が低く、沖縄県は0.17%にとどまっています。
業種大分類別では、全国が製造業 (24.4%)、小売業 (22.2%)、卸売業 (21.2%)の順だったのに対し、青森県は小売業(35.4%)、卸売業(19.0%)、製造業( 16.7%)で小売業の比率の高さが目立つ結果となりました。
また業種細分類別では、貸事務所業(14社)がトップで、古くから地元に保有する不動産を活用し、オフ ィスビルを建てるなどして業種転換したケースが多いとみられています。次いで燃料小売業、酒小売業が13社と続き、燃料関係や清酒製造を含めた酒類関係が目立ちました。
売上規模別では「1億円未満」が55.8%(全国41.8%)と過半を占め、売上規模は小さくとも堅実経営を続ける企業の強さが垣間見られる形です。
帝国データバンクによりますと、2026年に新たに創業100年を迎える企業は全国で2000社程度、青森県では20社程度あるとみられていて、今後も老舗出現率は高まる見通しだということです。












