「下書きが一番大事」——世界にひとつのデザインを考える

『寿山石』は、初心者にも彫りやすい柔らかめの石です。まずはその石に、朱墨と墨で丁寧に下書きをしていきます。
実土里さんが選んだデザインは、自分の名前からとった一文字「土」。

※実土里さん
「メンバーの名前が紙に書かれるとき、一文字ずつで書かれるんですけど、私は"土"って略されることが多くて。一番大事にしたい文字ですね」
※太田秀穂さん
「その下書きが一番大事だから」
最近は、技術の進歩によって、すべて手彫りという印鑑は少ないと太田さんは話します。コンピューターが普及した現代では、機械による印鑑製作が主流になりつつあるからです。
しかし、落款印だけは違います。

※太田秀穂さん
「この落款印は、機械では彫れない」
※実土里さん
「一つ一つに愛がこもっていますね。時間もかけて」

愛を込めた大切な下書きに沿って、いよいよ彫っていきます。















