中東情勢が悪化するなか、石油製品の供給不足の影響が青森県内でも広がっています。青森市の自動車整備工場では、エンジンオイルの入荷が止まっています。
自動車の修理や整備などを行っている青森市の「成長自動車工業」です。
車には欠かせないエンジンオイルの入荷が4月上旬から止まり、在庫不足に悩まされています。
齋藤帆野花 キャスター
「250リットルのこちらのオイルタンク。本来であれば50リットルを切ると、隣のタンクは満タンにしておきたいのですが、めもりを見ると160リットルほどまで減っています。入荷は未定のため補充することができず、今あるオイルを節約しながら使っているということです」
エンジンオイルは、本来であれば月に100台分、約400リットル使用していましたが、現在は半分以下の月に40台、150リットルほどに抑えています。
このため、いまはオイルを使うのは関連会社のタクシーに制限して、一般の車両は受け付けていません。
成長自動車工業 成田健太郎 社長
「ここまで物が入ってこないというのが初めての状況。物が入ってこなければ作業もできないので、もちろん売り上げにも影響しているし、今できる範囲のことをやっているが、いち早く中東情勢の問題を解決して、こういった状況を打破してほしい」
エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡が事実上封鎖され、供給不安があらわになった石油製品。
ナフサが原料で板金塗装に使うシンナーは、これまでは16リットル缶で入荷していましたが、いまは4リットル缶で月に1本だけにまで減りました。
成長自動車工業 成田健太郎 社長
「現時点ではそのような部品は入ってきているが、ナフサ関係の商品は入ってこなくなるかもしれないという懸念はある。特に心配している」
工場の売り上げが減るなか、石油製品の値上がりも続き、自動車整備工場にとっては死活問題の日が続いています。
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