行動制限がなかった年末年始、皆さんはどのように年を越し、正月休みを過ごしたのでしょうか。正月3が日の青森県内各地の表情を振り返るとともに、2023年にかける思いを取材しました。

コロナ禍となってから初めて、行動制限がなかった年末年始。新青森駅では3日、実家などでゆっくりと休日を過ごした人たちは、笑顔でのお別れです。

※帰省客は
「(青森は)3年ぶりです。大好きなおじいちゃんおばあちゃんと会えて幸せでした」
「できるなら来年もこんなふうに帰れればと思う」

行動制限がないことで戻ってきた光景は、このほかにも。

※レポート 須崎蓮記者
「31日午後11時50分、年明けを前に多くの参拝客が列を作っています」

青森市の善知鳥神社では2022年、2021年と落ち込んでいた初詣客は今年、コロナ禍になる前と同じ水準の約15万人が訪れました。訪れた人に今年はどんな年にしたいかを「漢字一文字」で尋ねると…。

※参拝に訪れた人は
「『努』です。美容学生になるけど努力がないとうまくいかないので一生懸命努力したい」
「『実』です。今までやってきたことがいろいろ実ってほしいと」

年越しにあわせて花火が打ち上げられた八戸市の蕪嶋神社では。

※参拝に訪れた人は
「卯年ですけど寅で・食いついていきたい、何事にも」
「勉強ができるようになりたい、結構早く計算できるようになりたい」

また、鶴田町では二十歳の集いが開かれ、この一年を、そして自分たちの将来をあらためて見つめ直していました。

※出席者は
「何をやりたいかははっきり決まっていないけど、確実に言えることは人のために役立てる仕事に就きたい」
「海外の人と接せられる仕事に就きたい。1人で生きていけるような強い女の人になりたい」

世相を表す漢字に「戦」が選ばれた2022年を終え、青森県民は多くの期待と決意を胸に新たな一年を過ごしています。