青森県内の公衆浴場の入浴料金の上限を50円上げて530円とする方針が決まりました。改定されれば東北で最も高くなる見通しです。

都道府県ごとに上限が決められている公衆浴場の入浴料金は、物価や人件費の高騰を理由に事業者が県に上限の引き上げを要望していました。

利用者と事業者の代表に学識経験者で構成される県の協議会は9日、公衆浴場の経営状況を調査したデータをもとに上限の引き上げを決めました。

大人の上限は480円から50円上げて530円に、6歳以上12歳未満は30円上げて200円に、6歳未満は20円上げて100円とする方針です。

県内の入浴料金の値上がりは2023年以来で、改定されれば宮城県の500円を上回り東北で最も高くなります。

県入浴料金協議会 沼田郷 委員長
「これまでのエネルギーや人件費などの上昇を考えれば、ご理解いただけるのではないかと。個人的にもこのあたり(が適切)だと思っている」

また、会議ではイラン情勢で石油価格が上がる懸念から値上げ幅が小さいという意見もあり、今後さらに料金の上限を引き上げる可能性を示しました。

県入浴料金協議会 沼田郷 委員長
「引き続き物価等の動向を注視しつつ、事業者の意見もお聞きしながら、次回の統制額(上限)にしっかりと反映できるようにと、『尚書き』として付けるということにした」

県は協議会が決めた料金を検討し、6月中に値上げが適用される見込みです。