警察は、青森県内に住む70代女性が現金670万円をだまし取られる詐欺被害にあったとして、特殊詐欺事件として捜査しています。

十和田警察署によりますと、去年11月25日、青森県内に住む70代女性のスマー トフォンに、警視庁の「ナカイ」と名乗る男から電話があり
「あなたが詐欺に関わってます」
「取調べをするため東京に来てください」
などと言われたが、女性は犯罪に関わった覚えは無く、行けないと答えたところ、電話で取調べを行うと言われました。
さらに検事の「イシカワ」、弁護士を名乗る男から電話があり、ナカイの指示に従うよう言われ、ナカイから
「あなたのお金を調べるので、全部のお金を口座から下ろしてください」
「持っている株も売却して現金に換えて口座から下ろしてください」
などと言われたことから、女性はナカイの指示に従い、数日間にわたり口座から現金を引き出し、株を売却手続しました。

そして預貯金口座から現金の出金を終えたことをナカイに告げると、
「下ろしたお金を紙袋に入れて玄関前に置いてください」
などと言われたため、紙袋に入れた現金約200万円を自宅玄関前に置いたところ、何者かが現金を持ち去っていったということです。
その後、株の売却益の出金を終え、前回同様、玄関前に置くよう指示されたことから、12月19日、現金470万円を玄関前に置いたところ、何者かが現金を持ち去っていきました。
女性はナカイから12月24日頃に現金を返すと言われていたが、期日になっても 返還されず、ナカイと連絡が取れなくなったことで不審に思い、詐欺の被害に気付いたということです。

警察官をかたり、犯罪の共犯者の可能性があるなどと申し向け、現金やキャッシュカードなどを要求されても、絶対に1人で対応しないよう、警察が呼び掛けています。