物価高騰の影響を受ける学生たちを支援しようと、青森市の大学で、日にち限定で無料で定食を提供する、その名も「ゼロ円定食」の取り組みが行われました。
市川麻耶 キャスター
「通常は500円で提供されている定食が、きょうは0円です」
物価高騰の影響を受ける学生たちを支援しようと、11月25日~2026年1月13日まで週に1回、あわせて6回提供される「ゼロ円定食」。青森大学の保護者で構成される後援会が初めて企画しました。
25日のメニューは、「トマトソースハンバーグ定食」と「ぶりの照り焼き定食」の2つから選ぶことができ、無料とは思えないボリュームです。
学生は
「食費はあまりかけたくなくて、ついついコンビニのカップラーメンとか安いので済ませてしまう時が多い。コメの値段も他の食材の値段も高いので、これが0円で食べられるのは学生にとってはうれしいこと。ありがたい」
「0円なのにこのクオリティで、ハンバーグも好きで、いろいろと副菜もついているので、非常に満足できるメニューでうれしい」
大学の食堂では物価高騰を受けて、2025年にメニューを数十円値上げしました。
青森大学後援会 安田一史 会長
「いまの物価高が、学生にも親御さんにも非常に影響があると感じています。お金がなくて、昼食を我慢することがないように、昼はここでしっかりと食べて勉学に励んでもらえれば」
こうしたなか、後援会では1回400食分、6回であわせて約120万円分を支援することにしています。












