青森から「同じ志」を持った若い選手を…

新井宇輝 アナウンサー
「バイアスロンはクロスカントリースキーで滑り、途中のポイントに止まって射撃を行います。50m先の的を冷静に狙う力、そして、素早く動く動の力が求められます」

バイアスロン選手の多くがナショナルチームの拠点の北海道で練習を重ねるなか枋木選手は後輩たちとともに青森県の自衛隊に身を置いています。

射撃練習では、実弾の入ったライフル銃が扱える北海道とは違い、レーザー銃の使用など練習の制約がありますが、故郷で競技を続けることで青森から同じ志を持った若い選手を送り出すことができると信じています。

枋木選手の後輩 髙畑弘也 選手
「憧れですね。自分が気づかないところもすぐに気づいてくれて直してくれる」

枋木選手と同じ高校の後輩 髙畑明香里 選手
「枋木さんがこっち(青森)でやってくれることになって、(競技の)知名度も上がりましたし、自分たちも注目されてうれしい」

バイアスロン北京五輪日本代表 枋木 司 選手
「楽しいという思いがなければ続けることは難しいと思うので、なにか楽しさを見出してやらせることは意識している」