2022年に大雨で氾濫した、中村川について関係自治体が「流域水害対策計画」の原案を示しました。計画は2026年5月の策定を目指しています。
青森県鰺ヶ沢町には、中村川流域の自治体や学識経験者が集まり、水害への対策を話し合いました。
中村川は2022年8月に大雨で氾濫し、鰺ヶ沢町の中心部で大規模な浸水被害がありました。
2024年7月には県内初の特定都市河川に指定され、「流域水害対策計画」の策定が進められてきました。
29日に示された原案は、学校や公園を新しく作る際に雨水を貯める施設の整備を積極的に推進することや、流域の水田で排水量を調整する設備を取り付けるなど25の取り組みが盛り込まれています。
県土整備部 新屋孝文 部長
「これからは流域住民の意見や国土交通省の確認のために、丁寧に手続きを進めるのに必要な期間と考えている。スピード感を持ちつつ、丁寧に意見をききながら進めていきたい」
計画の期間は約20年で、2026年5月の策定を目指します。












