【解説】リンクの結氷不足で水が浮き出る フラット八戸での現象は…

改めてフラット八戸のリンクで起きている現象について説明します。
本来は製氷作業を繰り返して、平らな氷のリンクができ上がります。しかし、競技団体などは数年前からリンクの中央のあたりの盛り上がりを指摘していました。

原因は、リンクの下の土壌が凍結=土壌内部で霜柱のように膨れ挙がったことでした。これを解決するために9月末まで暫定的な改修工事が行われ、10月から営業が始まりましたが…。

今度はリンクの氷が、冷却機能の低下で思ったよりも凍らず水が浮き出てくる現象が発生しています。競技関係者によりますと丸一日利用があると、午後には、縦方向に中心部の氷が解けてくる状況だといいます。

フラット八戸では利用者からの声を受けて対策を実施していて、12月中旬までに行われる大会については通常通り開催予定です。一方で競技団体の練習拠点の確保にも影響が出てくるため、速やかな改修工事の日程の公表が求められています。