青森県内の病院や高齢者施設の関係者が青森市に集まり、施設利用者の健康増進を図る取り組みを共有しました。
19日は、県老人保健施設協会が主催する「長寿研究会」が開かれ、県内の病院や高齢者施設が現場の課題と取り組みを共有しました。
このうち、青森市の青森慈恵会病院は薬剤師が高齢者施設をまわって入所者との相談のうえで薬の量を減らす提案をしたり、施設の看護師とチャットで情報共有したりする取り組みを報告しました。
青森慈恵会病院 一戸佳菜子 薬剤師
「5か月間の施設ラウンドの結果を集計しました。43人の入所者を対象に減薬を提案し、87剤が採択されています」
研究会では医療や看護をテーマにしたコンクールの表彰式も行われ、受賞した児童・生徒が青森市の工藤裕司 教育長から表彰状を受け取りました。