冬の便りが届きました。
20日朝、青森県の「岩木山」と「八甲田」で今シーズン初めての積雪が確認されました。20日はこのあとも、山では断続的に「雪」や「みぞれ」が降る見込みとなっています。

湿った雪が強く吹き付け、今シーズン初の積雪が確認されました。岩木山の8合目、標高約1200mのリフト乗り場周辺では、シャーベット状の雪が積もっていました。

岩木スカイラインによりますと、今シーズン初めての「降雪」と「積雪」で初雪の確認は、2024年と同じ日となりました。この影響で、自動車道「津軽岩木スカイライン」は終日通行止めとなっています。

また、初雪は八甲田でも確認されました。

市川麻耶 キャスター
「八甲田ロープウェイ山麓駅周辺では秋の景色が広がっていますが、山頂はもう冬。きょう初雪が確認されました」

八甲田ロープウェーによりますと、標高1320mの山頂公園駅周辺では、午前8時前から雪が降り始め、最大で2~3cmの積雪が確認されたということです。

こちらも、初雪の確認は2024年と同じ日でした。

20日は、いまが盛りの紅葉を目当てに多くの観光客が訪れていて、強風によるロープウェーの運休にがっかりしながらも冬の便りに驚いていました。

訪れた人は
「風速20mと聞いたから、それで(ロープウェーが)ストップかと思ったら雪も降っているの」

「八甲田から紅葉が見られるかなと思ったけれども、もう雪なんですね。ここまで来る間に2℃と書いてあったので、埼玉と全然気温が違って、めちゃめちゃ重ね着をしていているが、それでも寒い」

20日はこのあとも寒気が居座ったままで、山では断続的に「雪」や「みぞれ」が降る見込みとなっています。