青森ねぶた祭実行委員会は、2025年の祭の人出が101万人だったと発表しました。減少理由として、大阪・関西万博に人が流れたことなどが考えられるということです。

青森ねぶた祭実行委員会は15日、2025年の祭には2024年より4万人少ない、101万人が来場したと報告しました。

佐藤健一 実行委員長は、減少の要因として大阪・関西万博に人が流れたことや、祭の後半が平日の開催であったことなどを踏まえると、十分な集客を保ったとしています。

青森ねぶた祭実行委員会 佐藤健一 実行委員長
「去年から比べると若干の減ということで、その分落ち着いて観客の皆さんには『ねぶた』を楽しんでもらえたと思っています。いいのか悪いのかで言われると、まあまあよかったという感じがする」

また、2025年は一部の団体が時間内にコースをまわり切れなかった日もあったと報告されました。ただ、佐藤実行委員長は、2024年から採用している出発点を2か所にする「2点スタート方式」を2026年も継続した上で、対応を検討していくとしています。