警察が“ノーネクタイ”を解禁します。
冬服への衣替えに合わせ、パトロール時などに着用する制服で運用を始めます。

警察官の首元には…、ネクタイがありません。
10月14日から県警察本部では、制服着用時の“ノーネクタイ”を解禁します。

酒に酔った人に対応する際にネクタイを引っ張られてけがをするといった事故の予防などが目的で、パトロールなどで着用する制服が対象です。

警察官は(女性)
「首元が涼しくなる。ネクタイがないことで効率化されている」

警察官は(男性)
「酔っぱらいの保護などでネクタイを相手につかまれる危険性、受傷事故の防止の観点もある。ネクタイを省略できれば(危険性も)なくなる」

また、これまで同じ日に実施していた制服の衣替えについても、地域ごとの寒暖差を踏まえて、それぞれの警察署が対応できるように変えました。

県警 施設装備課 山本博和 指導官
「これからネクタイをする警察官と、していない警察官が混在する場面がある。夏服と冬服が混在することもある。(県民には)ご理解をお願いしたい」

今回の試験運用を踏まえて、来年度には本格的な運用を検討することにしています。