「成長した尚己を感じたい。…でも、私には小学2年生の尚己しか…」
心癒えぬ日々「とても寂しいです」

田代尚己さんの「作文ノート」に書かれていた内容の一部
「とうふをつくった。きのう、おかあさんと。また、つくりたいです。」

田代尚己さんの「作文ノート」に書かれていた内容の一部
「きのう、おかあさんとしょうぎをしました。こんどはかちたいです。」

…願いは、かなわなくなりました。
田代祐子さん
「事故から24年…。もうすぐ32歳というおじさんになるんですけれども、32歳になるはずだった尚己は、どのような大人になっているのか、私たちには想像もつきません。成長した尚己を感じたい。会ってこの手に抱きしめたい。…でも、いまだに私には小学校2年生の尚己しか感じられないのが、とても寂しいです…」

田代さんは、いくら時が経とうとも心癒えぬ日々を送り、今を過ごしています。
