青森県の十和田湖に近い休屋は、2日も「大雨」となりました。
付近では、8月も記録的な大雨に見舞われましたが、これからの紅葉シーズンに向けて多くの観光客を迎え入れることができるよう準備を進めています。

今野七海 記者
「きのうから降り続く雨の影響で、十和田湖と新郷村を結ぶ国道では土砂崩れの恐れがあるとして、きのうから通行止めとなっています」

新郷村にある道の駅から先の国道454号の7.4km区間は、8月末の大雨によって4か所で「土砂の流入」や「道路の陥没」がありました。

このうち1か所は、まだ片側の道路が崩れた状態で、復旧のめどが立っていないということです。

8月の大雨で水が床上まで浸かる被害があった「食事処 とちの茶屋」では、15人ほどの団体客や宿泊客の予約がキャンセルになったといいます。

「食事処 とちの茶屋」 下山政和さん
「紅葉の季節にあわせて問い合わせが、まだまだ入ってきているので、心配はしていないが、中には全国的に流れてしまったので、行くのをやめる人もいるのかなと思う。全然影響がないという形で話していただいて、来てもらえれば」

今回も休屋付近は大雨が降りました。
ただ、これからの時期は美しい光景が広がる紅葉シーズンを迎えます。

湖畔の観光施設は例年のように多くの観光客を迎え入れることができるよう準備を急いでいます。