大雨による影響についてです。青森県平川市では、国道で陥没が起きてトラックなど車6台がパンクする被害が起きたほか、市内の4か所で土砂崩れが確認されています。また、JRの在来線にも運休が相次ぎました。

道路の陥没が見つかったのは、平川市碇ケ関の国道7号です。

中澤美寿妃 記者
「降り始めから降った雨の量が100ミリに迫る平川市です。道路が大きく陥没しています。近くには、ひび割れのようなものが確認できます。高速道路に乗り込む車が多くみられるこの場所できょう未明、この陥没にトラックがはまる事故がありました」

21日午前3時ごろ、大型トラックが穴に落ちてパンクしたと警察に通報がありました。警察によりますと、警察が現場に到着するまでの約30分間でさらに5台の車が陥没の影響でパンクしたということです。

穴の大きさは直径と深さ、いずれも1mほどで、片側交互通行の交通規制が行われています。

この道路の陥没のほか、市内の山間部を走る国道など4か所の道路で土砂崩れや倒木が確認されています。

いずれも現在は車の通行はできる状態だということです。

また、交通機関への影響も続き、JRは奥羽本線と五能線の一部区間で運転取り止めや見合わせが続くなど、これまでに八戸線を除く県内の在来線4路線で47本の運休が発生しています。