青森県内は5日から断続的に雨が降り、7日日中には、つがる市と鰺ヶ沢町に一時「土砂災害警戒情報」が発表。その後解除されたものの再び夜に発表されたほか、大雨警報は継続していて、引き続き土砂災害などへの警戒が必要です。
7日午後0時半ごろの八戸市です。
強い雨がアスファルトに打ちつけています。県内は、5日から断続的に雨が降り続き、つがる市には7日朝、鰺ヶ沢町とともに土砂災害警戒情報が発表されました。
市内では道路に水があふれ、住宅の床下まで浸水する被害が確認されています。
床下浸水の被害 つがる市の住人は
「午前9時半過ぎから、この辺まで水がきた。中まで水が入ってしまった。床下まで。すぐに消防に来てもらった」
鰺ケ沢では、午前9時過ぎまでの1時間で30.5ミリの激しい雨が降りました。津軽では日中にかけて降水量が増え、24時間降水量は鰺ケ沢で88.5ミリ、深浦で72ミリ、五所川原で67ミリなどとなっています。
県内には7日、最大4つの市と町に大雨警報が出され、つがる市と鰺ヶ沢町では現在も警報が継続しています。
交通機関にも影響が及び、JR五能線と八戸線で15本が運休しました。明日8日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、津軽で40ミリ、下北と三八上北で30ミリ、24時間降水量は多い所で、津軽で80ミリ、三八上北で60ミリなどとなっています。
青森県では、明日8日明け方にかけて引き続き大雨による土砂災害に警戒が必要です。