オフィスが立ち並ぶ青森市の中心街が一時騒然となりました。
10日午前、国道沿いにある8階建てのビルから男性が転落し、両足の骨を折るなどして病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。男性は、窓の清掃作業中だったと見られています。

国道沿いのオフィス街で動き回る消防隊員と警察官。

「ビルの8階付近から同僚が転落した」

10日午前11時前、ビルの清掃をしていた作業員から消防に通報が入りました。

消防によりますと、転落したのは35歳の男性で両足の骨を折るなどして病院に運ばれました。

男性は転落する前、8階付近のビルの窓を清掃していたということです。

現場は柳町交差点に近い、県庁付近の国道沿いで、警察は男性が転落した原因を調べています。

その後、10日午後8時過ぎ、警察はこの事故で、青森市の会社員・野宮裕史さん35歳が、窓の清掃作業中に高さ約30mから落下し、出血性ショックで死亡したことを発表しました。